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ダスターとふきんの違いは?素材やお手入れ方法、おすすめダスターを紹介

ダスターで掃除

ダスターとは?

「ダスター」と聞いて、フードコートやファミリーレストランでテーブルを拭く、ピンク色や青色の「ふきん」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

ダスターとは、「汚れを拭うふきん」のひとつであり、実はカウンタークロスや台拭き、キッチンタオルやキッチンクロスなどと違いはほとんどありません。

ただ、ご自宅で使用するものは「ふきん」、飲食店など外で使用するものは「ダスター」や「カウンタークロス」などと呼ばれることが多い印象です。

ダスターに使われる素材

ダスターには、さまざまな布の種類があります。
布によって次のような特性があるため、使用する目的ごとに使い分けると良いでしょう。

綿(コットン)

吸水性に優れ、繰り返し洗濯しても丈夫な耐久性があります。
また、しなやかで柔らかいため、手拭きとしても使用できます。
一方で、乾きにくいという特徴があります。
速乾性を求めるなら、薄手タイプを使用しましょう。
さらに、使用後に生乾きのまま放置すると雑菌の繁殖につながるため、注意しましょう。

麻(リネン)

吸水性、速乾性に優れ、毛羽立たないという使いやすさがあります。
また、繊維の中に汚れが入りにくいため、洗えば簡単に汚れが落ちます。
やわらかい綿と比べ、シャリっとした手触りです。
ただ、シワになりやすく、綿(コットン)よりも値段が高くなります。

マイクロファイバー

ナイロンやポリエステルを原料として作られた化学繊維です。
繊維が大変細いため、吸水性と速乾性に優れており、最近ではヘアドライタオルとして人気があります。
また、細かく尖った繊維でしっかりと汚れを拭き取ることができます。
一方、高温に弱いため乾燥機には使用できず、肌など柔らかいものには傷がつきやすいという点があります。

不織布

レーヨンやポリエステルなどのさまざまな繊維を組み合わせて、接着樹脂で化学的に結合し、機械でシート状に仕上げます。
織る作業がない分、低いコストで製造でき、使い捨てとして多く使用されています。
安価で乾きやすく、素材の組み合わせにより特性をコントロールできるという利点があります。
一方、織物よりも耐久性が劣るため繰り返しの使用には向かず、ほとんどが使い切りタイプとして販売されています。

2種類のダスターのメリット・デメリット

ダスターには、「使い捨て」と「繰り返し使用できるもの」があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、選ぶ際には「何を重視するか」がポイントです。

使い捨てダスターのメリット・デメリット

■メリット
・汚れてしまっても、洗う手間なくすぐ捨てられる
・衛生的であり、清潔さを保つことができる

■デメリット
・ゴミが増える
・コストがかかる

繰り返し使用するダスターのメリット・デメリット

■メリット
・繰り返し使用するため、節約につながる
・素材の種類が豊富

■デメリット
・繰り返し使用していると臭う
・消毒するために漂白や煮沸する必要がある
・洗濯にかかる時間を考え、洗い替えの予備を用意する必要がある

ダスターのお手入れ

ダスターを、水洗いだけで済ませていませんか?

実は、水洗いだけではかなりの雑菌が残ってしまうのです。

台拭きだけでなく食器用ふきんも、見た目では汚れていなくても見えない雑菌がたくさんいます。
毎日除菌や洗濯をする習慣を付けましょう。

ふきんの場合、一番清潔に保つポイントは、「湿ったまま放置せず、乾燥させること」です。
水気があるところに雑菌が繁殖しやすいため、使用後はすぐに洗濯し、しっかりと乾燥させましょう。
ここからは、清潔に保つための除菌・洗濯方法をご紹介します。

除菌・洗濯方法

特に、水で濡らして使用するダスターは、次の2つの代表的な方法で除菌することをおすすめします。
まずはダスターをしっかりと水洗いし、汚れを落としてから洗濯しましょう。

塩素系漂白剤でつけおき洗い

桶に漂白剤のうすめ液を作り、約2分つけおきする方法です。
その後、よくすすいで乾かします。
お手持ちの漂白剤に書かれている使用方法や、商品のHPにある洗濯方法を確認して行いましょう。

漂白剤を使用する際は、
・色物のダスターは、色落ちする可能性があること
・メガネや手袋の使用を使用し、換気をすること
に注意しましょう。

煮沸消毒

瓶の殺菌としても、昔からよく使われている手法です。
沸かしたお湯にダスターを入れ、数分間煮ます。
洗剤や重曹を入れて行う方法もあります。

アルミの鍋を使用すると鍋が変色してしまうため、注意しましょう。

洗濯機で洗う場合

手拭きや食器用のふきんといった「水気を取るためのダスター」は、洗濯機で洗う方が多いのではないでしょうか。
洗濯機でも、臭いや菌を洗い流せることが可能です。
湿った状態での放置を避けるため、ダスターを使った後はすぐに洗濯機にかけましょう。

「敷く」ダスター活用術

ダスターは、「敷く」ことでも使用できます。

①食器類の下に敷いて、傷を防止
ダスターを食器棚に敷くことで、「食器との擦れによる棚の傷つき」を防ぐことができます。
わざわざ防止シートを購入しなくても、ダスターなら安く代用することが可能です。

②冷蔵庫内の汚れを軽減
調味料の瓶から垂れた汚れや、肉や魚のドリップ、野菜についた土などで冷蔵庫の中は意外と汚れてしまいます。
そこで、棚や野菜室にダスターを敷くと、ゴミや汚れを受け止めることができます。
掃除の際も、ダスターを取り替えるだけで、簡単にきれいになります。

おすすめダスターの紹介

ここからは、容器スタイルでご購入いただけるおすすめのダスターをご紹介します。

ふきん・クロス PS カウンタークロス ダスター 薄手 白 R パックスタイル


ふきん・クロス PS カウンター クロス ダスター 薄手 白 R パックスタイル

容器スタイル一番人気のダスターです。
汚れが落ちやすく、不織布なので速乾性があります。
また、細菌付着数が少なく衛生的です。
サイズ:600×320mm

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ふきん・クロス オールタイムカウンタークロス 厚口大判 FT-352 グリーン


ふきん・クロス オールタイムカウンタークロス 厚口大判 FT-352 グリーン

綿のふきんよりも汚れ落ちが良く、速乾性もあり雑菌の繁殖を抑えることができます。
シートに強度があるため破れにくく、安心の日本製です。
サイズ:610×610mm

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ダスター カウンタークロス(BEIGE)薄手 ポリ包装Eタイプ


ダスター カウンタークロス(BEIGE)薄手 ポリ包装Eタイプ

おしゃれなベージュ色で、ホールなど人目があるところでもご使用いただけます。
サイズや包装違いでいくつかご用意しています。
サイズ:300×600mm

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オリジナルクロス ブルー 691013 Vikan(ヴァイカン)


オリジナルクロス ブルー 691013 Vikan(ヴァイカン)

素材はマイクロファイバーを使用しており、水だけの使用で油汚れやバクテリアを除去することができます。
洗って繰り返し使用可能で、耐久性に優れています。
サイズ:320×320mm

詳しく見る

まとめ

ダスターは、ご家庭の台所だけでなく、飲食店の厨房や店舗の衛生管理に必要不可欠なアイテムです。
素材や殺菌方法を知り、調理器具や水回りを清潔に保つ一つのきっかけとなれば幸いです。
ぜひ通販サイト「容器スタイル」でも、ダスターをチェックしてみましょう。



この記事を書いた人

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

2019年折兼に営業職として入社し、名古屋支社に配属。
現場での営業経験を積んだのち、2022年に通販事業部に異動。
通販MDとして容器スタイルの掲載商品数増や、名入れスタイルの顧客対応をしています。
MDとして培った商品知識を生かした記事を執筆していきます。

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