疑問・お困りごと解決

  1. 容器スタイルマガジンTOP
  2. 疑問・お困りごと解決
  3. 竹皮の使い方(おにぎり・ちまきの包み方)

竹皮の使い方(おにぎり・ちまきの包み方)

竹皮にのったおにぎりとたくあん

竹皮(たけかわ)はタケノコの皮のことで、昔から食材を包むために使われてきました。
この記事では竹皮でおにぎりを包む方法・ちまきを包む方法をそれぞれ解説していきます。


この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。

使用するもの

・竹皮(今回は天然竹ノ皮NO.大(広) 1kg 松本を使用)

※この記事で紹介する方法は竹皮の端を切って竹紐にしていますが、既製品の竹紐をご用意いただいてもOKです!
竹紐:天然竹皮ひも 52cm 125本

竹皮を使ったおにぎりの包み方

▶動画での解説はこちら

①竹皮を水で戻す

使用する前に竹皮を30分ほど水に浸しておきます。
竹皮はそのままだと硬く、ものを包みにくい状態です。ボウルなどに水を入れて、竹皮が柔らかくなってきたら取り出します。

②水分をふき取る


竹皮の水分をふきとる様子

清潔な布巾で水分をしっかりふき取ります。

③端を割いて竹紐を作る(※既製品の竹紐を使う場合は省略)


竹皮の端を割いて竹紐を作る

竹皮の繊維に沿って、端を割きます。
おにぎりを包んだあと竹皮を結ぶために使うので、太すぎず細すぎない幅1cmほどがオススメです。

④おにぎりを包む


竹皮の中心におにぎりをのせて、蓋をかぶせるように包みます。
側面もおにぎりが出てしまわないよう、中央に織り込みます。

⑤竹紐で結んで完成!


竹紐で結んだ竹皮

③で作った竹紐で、中心部を結びます。
※蝶々結びが多いですが、片結び等の結び方でも留まります。

形を整えたら完成です!

竹皮を使ったちまきの包み方

①竹皮を水で戻す

使用する前に竹皮を30分ほど水に浸しておきます。
竹皮はそのままだと硬く、ものを包みにくい状態です。ボウルなどに水を入れて、竹皮が柔らかくなってきたら取り出します。

②水分をふき取る


竹皮の水分をふき取る

清潔な布巾で水分をしっかりふき取ります。

③端を割いて竹紐を作る(※既製品の竹紐を使う場合は省略)


端を割いて竹紐を作る

竹皮の繊維に沿って、端を割きます。
おにぎりを包んだあと竹皮を結ぶために使うので、太すぎず細すぎない幅1cmほどがオススメです。

④先端を三角に折る


竹皮の先端をつまむ

竹皮の先端(とがっている部分)をつまみ、三角に折ります。

⑤ごはんを入れる


ごはんをつめる

先端を押さえたまま、ごはんを詰めていきます。

⑥竹皮で覆うように包む


竹皮で覆うように包む

ごはんがのっていない部分の竹皮を、蓋をかぶせるようにご飯の上へ持ってきます。

⑦余った竹皮を折り曲げる


余った竹皮を折り曲げる

長すぎる場合には2回折り曲げるか、カットします。

⑧竹紐で結ぶ


竹紐で結ぶ

三角形の頂点の部分を紐で結びます。

竹皮に包んだおにぎりはなぜ美味しいのか?

見た目や雰囲気の効果も大きいですが、竹皮に包んだおにぎりやちまきは美味しいと感じませんか?
その秘密は、竹皮の抗菌作用と通気性にあります。

竹皮の特徴は、

  • 「フラボノイド色素」や「高級脂肪酸」という抗菌性・脱臭性のある成分が含まれている
  • 適度な通気性がある
  • 蝋質性の物質が含まれていることで撥水性が高く、逆に余分な水分を防ぐ吸湿性も優れている

という点です。

これらにより、食材を長時間おいしく保つことができます。

竹皮を購入するなら

竹皮は容器スタイルで販売しています。
普通の容器とは違い、業務用スーパーや店舗では置いていない場所もあるため注意が必要です。
使用したいサイズ感に合わせてご購入ください。

天然竹ノ皮NO.大(広) 1kg 松本(今回使用)


天然竹の皮。
長さ600~650㎜×幅160~220㎜とある程度の大きさがあるため、複数個のおにぎりやちまきを包みやすいサイズ感です。
蒸れを防いで腐りにくく、保水性に優れ乾燥しにくいです。

天然竹ノ皮NO.大(広) 1kg 松本

【その他の竹皮・竹紐】



まとめ

竹皮は敷いておくだけでも和の雰囲気や高級感を演出できるため、テイクアウトだけでなくイートインや旅館・ホテルの朝食等にもおすすめです。
ただし包むのには多少練習がいるため、余裕をもって注文するようにしてください。



この記事を書いた人

松井 誠一郎(まつい せいいちろう)

松井 誠一郎(まつい せいいちろう)

2020年折兼に入社。
容器スタイルのキャンペーンやセールなどの企画を担当しています。
折兼入社前は医療機器メーカーで営業を担当。
食品包装資材については日々勉強中ですが、お客様のお悩みを解消できる記事を執筆できるよう、精進してまいります!

キーワードから探す

※本文中のキーワードも含まれます。

カテゴリーで探す

タグで探す

  • オンラインショップ容器スタイル
  • Facebook
  • instagram
  • Twitter
  • YouTube