耐熱容器特集!オーブン用とレンジ用の違いも解説

そもそも耐熱容器って?

耐熱容器とは、食材を入れた状態のまま電子レンジやオーブンで加熱できる便利な容器です。下ごしらえから調理まで対応できるため、日々の調理をスムーズにしてくれるアイテムとして重宝されています。

オーブン用と電子レンジ用の耐熱容器の違いとは?

耐熱容器には、「電子レンジのみ使用可能なもの」と「電子レンジとオーブンの両方で使用可能なもの」があります。電子レンジのみ対応の容器は主にポリプロピレンなどの耐熱プラスチックで作られており、軽量で扱いやすい反面、高温のオーブンには耐えられません。一方、耐熱ガラスや耐熱陶器などの素材は、200℃以上のオーブン調理にも対応できます。なお、電子レンジ対応であってもオーブンでは使用不可のものが多いため、使用前には容器に表示された対応温度や対応機器を必ず確認する必要があります。

耐熱容器の素材ごとの特徴は?

素材 特徴
ガラス製 においや色移りがしにくく、中身が見えるため保存にも便利。
食卓にそのまま出しても見映えが良い。
ただし、落とすと割れるリスクがあるため取り扱いに注意が必要。
プラスチック製 軽量で扱いやすく、落としても割れにくい耐久性が特長。
価格も手ごろで入手しやすい。
反面、油汚れが落ちにくく、においが残りやすいため、
油分の少ない食材の調理に適している。
陶器製 温かみのある見た目で、食卓にそのまま出しても違和感がない。
電子レンジやオーブンでも使用可能。
ただし、落とすと割れる可能性があるため丁寧な扱いが必要。

耐熱容器の選び方は?

■耐熱性と耐冷性で選ぶ
加熱調理を目的とする場合、対応温度の確認が重要です。電子レンジ加熱では100~140℃程度に耐えられる素材であれば十分ですが、オーブン調理では200℃以上の耐熱性が必要になる場合が多いです。
冷凍保存を目的とする場合は、−20℃以下の耐冷性が求められます。

■密閉性に影響するフタの種類と仕組みで選ぶ
フタの種類 特徴
パッキン付き密閉タイプ 本体とフタの間にパッキンがあり、密閉性が高く汁漏れしにくい。
スープや煮物など水分を含む料理の保存に適しており、持ち運びにも安心。
ロックタイプ フタをカチッと閉めて固定するタイプ。
密閉性はパッキン付きに劣るが、比較的しっかり閉まる。
日常使いに便利。
簡易タイプ(かぶせるだけ) フタを軽くのせるだけの構造で、密閉性は低い。
開け閉めがしやすく手軽に使えるため、
冷蔵庫での一時保存など短期間の保存に適している。
■サイズや形は食品・収納方法に合わせて選ぶ
丸型はスープや煮物など液体の多い料理に適し、電子レンジ加熱時の熱の通りも均一になりやすいです。
角型は庫内や冷蔵庫のスペースを効率的に使えるため、作り置きや保存に最適です。
楕円型はオーブン料理やグラタンに多く使われ、見た目の印象もよく、そのまま食卓に出せるタイプが多いです。深さがあることで汁気のある料理にも対応可能です。
サイズは入れる食材や量に応じて選ぶようにしましょう。

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