杓子(しゃくし)とは?意味や使い方を徹底解説!基礎知識



杓子(しゃくし)とは?知っておきたい基本知識

杓子(しゃくし)は柄(え)付きのスプーン状の調理器具で、汁や米、粉などをすくったり、移したりするために使われます。主に木製・金属製・プラスチック製があり、プロの調理現場から家庭まで広く使用されています。

■しゃもじとの違い
語源・歴史的には、「杓子」の呼称は古く、柄杓・しゃもじなどとともに日本料理文化を支える道具として定着してきました。一般に「お玉」や「しゃもじ」と呼ばれる器具も、杓子の一種とされています。

杓子を用いた言葉


■「猫も杓子も」
「誰もかれも」、あるいは「みんなが同じことをする」といった意味を持つ表現です。

■「猫も杓子も」の正しい使い方と例文
用法 例文
肯定的に使う 「最新ドラマに猫も杓子も夢中だ」
否定・嘲笑に使う 「猫も杓子も真似していて滑稽だ」
例文:
新入生は猫も杓子もスマホを持って写真を撮っている。

■「杓子定規」
「杓子定規」とは、「融通が利かない」「型にはまっている」さまを表す表現です。
一般的使用場面:
決まりに厳格で、柔軟性に欠けるような状況

■「杓子定規」の使い方と例文
用法 例文
批判的に使う 「彼のやり方は杓子定規で…」
中立的に使う 「杓子定規な基準がある」
例文:
会議では杓子定規に「マニュアル通り」が求められすぎて創意工夫ができない。
教師が杓子定規に採点するせいで、生徒は自由な発想ができなくなっている。
新システムは杓子定規すぎて、実務に合っていないとチームから不満が上がった。

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