OPPテープとは?種類や特長、選び方のポイントを解説

OPPテープとは?メリット・デメリットや選び方を紹介

OPPテープ OPPテープとは、ポリプロピレンという素材を使用したテープです。
透明で、布テープ等と比べても丈夫で粘着力が強いことが特長です。

■メリット
・耐水性があり、濡れる恐れがある配送用にも便利
・強度があり、ある程度重量のある商品でも梱包できる
・透明度が高く、下の文字やデザインを見せられる

■デメリット
・養生テープのように手でカットできない
・リサイクルできない素材のため、破棄する際には段ボールから剥がす必要がある
・テープを引き出すときに独特の音がする

■選ぶポイント
一般的には段ボールを止める際などに50mm程度の幅のOPPテープが使用されることが多いですが、細いタイプの商品もあります。幅が広い方が強度も強くなりますので、必要な強度に応じて選ぶのがポイントです。

OPPテープの粘着力の違い


OPPテープの粘着剤は、「ゴム系の粘着剤」と「アクリル系の粘着剤」の2種類が主に使用されます。
用途に合わせて使用するのがオススメです。

■ゴム系の粘着剤
「超強力粘着剤」と呼ばれることもあり、粘着力に優れておりどのような素材にも貼りやすいメリットがあります。
低温でも粘着力が持続しやすい一方、高温には弱くはがれやすい点に注意が必要です。
アクリル系の粘着剤と比較すると、価格は高い商品が多いです。

■アクリル系の粘着剤
耐寒性がない一方で、高温には強いメリットがあります。
価格もゴム系の粘着剤と比べて安いものが多いです。
ただし、プラスチック素材には貼りづらいため注意が必要です。

OPPテープと他の梱包テープとの違い



特徴 用途
OPPテープ(PPテープ) ・透明
・耐水性や耐湿性に優れる
・強度がある
重いものを梱包する際に
セロハンテープ ・独特なにおいがない 事務作業や食品の入った袋や箱の封かんをする際に
養生テープ ・粘着力は髙くない
・剝がした時に粘着剤が残りにくい
壁や窓の装飾、養生シートをとめる際に
布テープ ・手で切れる
・重ね貼りできる
梱包や箱の補強など多様な用途で使用可能
クラフトテープ ・手で切れる
・ツルツルしている面に文字の記入はできない
梱包などに


幅50mm程度のOPPテープ

幅細のOPPテープ

テープカッター