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グラタンのテイクアウトに!使用できる使い捨て容器と選ぶポイント

テイクアウトやデリバリーで使用できるグラタン容器を探す際は、素材や機能性、電子レンジやオーブン対応の有無などの確認が必要です。
また、料理や店のイメージと合うデザインのものを選ぶことも大切です。

本記事では、テイクアウトやデリバリーに使えるグラタン容器の選び方やおすすめ商品について詳しく紹介します。


グラタン容器を選ぶ際のポイント


グラタン容器には、アルミ製や紙製などの素材、耐油・耐水性の有無、電子レンジ対応の可否など、さまざまな違いがあります。
料理の品質や安全性、コストなどを踏まえて、適切なグラタン容器を選びましょう。
使い捨てグラタン容器を選ぶ際のポイントやおすすめのグラタン容器について紹介します。

焼成(オーブン)対応しているか

グラタン容器を選ぶ際は、焼成(オーブン)に対応しているかどうか確認することが必要です。オーブンでの使用が可能であれば、調理後にそのまま提供できます。
耐熱温度は商品によって異なるため、必ず確認しましょう。

オーブンに対応している使い捨てグラタン容器の素材は次のとおりです。
ただし、ここで紹介する分類においてオーブン対応可能とされていても、個別の商品によっては不可のものもあるため、購入前によく確認しましょう。

アルミ製


アルミケースに入ったマカロニ

アルミでつくられたグラタン皿は耐熱温度が高いため、オーブンやオーブントースターでの加熱調理に適しています。
また、熱伝導率が高いため、食材に熱が均一に行き渡ります。
軽くて持ち運びしやすく、扱いやすいのも特長です。

ただし、アルミ製の容器を電子レンジに入れると火花が散ったり爆発することがあり大変危険です。
大きな事故に繋がってしまわないようレンジにはかけないようにしましょう。

紙製


紙製容器に入ったグラタン

紙製の使い捨てグラタン容器もオーブンに対応しています。
紙製と言えば熱に弱いイメージがありますが、特殊なコーティングを施すことで高温にも耐える特性を持たせているものもあります。
より環境負荷を低減したい場合は、再生紙を使用した使い捨てグラタン容器を選ぶとよいでしょう。

焼却処分できる紙製容器は食べ終わった後、簡単に廃棄できるため、お客様の手間を軽減できます。

一部プラスチック製

プラスチック製の使い捨てグラタン容器の中には、オーブン対応のものもあります。
ただし、耐熱仕様の記載があっても、レンジのみ対応可能でオーブンの熱には耐えられないものもあります。
選ぶ際は耐熱温度とオーブンの対応可否を必ず確認しましょう。

プラスチック容器は軽量で取り扱いやすく、保温性にも優れています。
また、冷凍に対応したものを採用すれば、テイクアウトした料理を持ち帰って冷凍保存し、好きなときに加熱調理して食べることも可能になります。

耐油・耐水性があるか

グラタンはバターやオリーブオイルなどの油に加え、牛乳やクリームといった液状の乳製品を使用する料理です。
そのため、耐油・耐水性のある使い捨てグラタン容器を選びましょう。アルミ製やプラスチック製は耐油・耐水性に優れているものが多いでしょう。

しかし中には、耐油・耐水性が低いものもあるため、特に注意して確認しましょう。
紙製・モールド容器でも、表面にコーティング加工がされているものは油や水に強く、グラタン皿に適しています。

電子レンジ対応か

グラタン容器を選ぶ際は、電子レンジが利用できるかどうかもチェックしましょう。
電子レンジ対応であれば、お客様が自宅に持ち帰るまでに冷めてしまった場合でも、食べる前に手軽に温め直すことができます。

オーブン対応の容器だからといって、必ずしも電子レンジ対応とは限りません。
アルミホイルのように、電子レンジでは使用できない素材もあります。
また、耐熱性の低いプラスチックなど素材によっては電子レンジを使うことで容器が溶けたり変形したりして、内容物が流れ出てしまう可能性があります。

購入前に製品仕様を確認し、電子レンジで利用できるかどうか確認しましょう。

また、容器が電子レンジ対応でも、フタは対応していないことがあるため、容器とフタの両方が電子レンジに対応しているかどうかも合わせて確認しましょう。
蓋が電子レンジ非対応の場合は、「電子レンジで温め直すときは必ずフタを外してください」などの注意書きと一緒に渡すと親切です。

おすすめの使い捨てグラタン容器

使い捨てのグラタン容器は、素材によってオーブンや電子レンジの対応の可否や耐油・耐水性の有無が異なります。
ここでは、おすすめの使い捨てグラタン容器を5つ厳選して紹介します。

ベイクック BAKEQ オーバルロースター500 茶 本体 バラ出荷


最大220℃の加熱調理ができるC-PET容器です。
オーブンやスチームコンベクションオーブンで使用可能で、冷凍保存にも対応しています。
冷蔵や冷凍保存しておいたものを、そのまま加熱調理ができるため、作業効率が良く調理時間が短くてすみます。

特に注目すべきは、特殊形状のフタに採用されている「スイッチ嵌合」です。
容器が加熱後に形状が変化するのに合わせて、フタがしっかりとはまります。加熱によってフタがはまらなくなる心配がありません。

嵌合フタは別売りで、電子レンジとオーブンの両方とも使用不可です。

ベイクック BAKEQ オーバルロースター500 茶 本体 バラ出荷

カップ 東罐興業 FC-600PET オリジナルブラウン


耐熱性のある紙容器です。
グラタンやドリアをはじめ、冷凍食品からピラフ、パスタまでさまざまな料理に利用できます。
熱に強いため、ヒーターによって熱した空気をファンで循環させて温める「コンベクショナルオーブン」にも対応しています。

このコンベクショナルオーブンで加熱調理する場合は本体が縮むことがあるため、
フタには「FC-600PET-F 透明PPドーム蓋(口径小)」を、加熱せずに使用する場合は「FC-600PET-F 透明PPドーム蓋(口径大)」を使用してください。

なお、電子レンジやオーブンでの加熱はできません。コンベクショナルオーブンにのみ対応している点に注意しましょう。

カップ 東罐興業 FC-600PET オリジナルブラウン

耐熱ペーパーカップ楕円型 K9161B ブラウン 東洋アルミエコープロダクツ


かわいらしいオーバル型の使い捨てグラタン容器です。
容器に入れたままオーブン調理ができるため、料理を移し替える手間が不要で、グラタンやドリアなどをそのままオーブンで温め直すことができます。

ただし電子レンジの使用は不可のため、テイクアウト商品に使用する際はその旨をお客様に伝えておくとよいでしょう。
対応しているフタは「LK916C2蓋 穴無 K9161用」です。

耐熱ペーパーカップ楕円型 K9161B ブラウン 東洋アルミエコープロダクツ

東洋アルミエコープロダクツ 紙容器 K5180A TAサーモFDG18S


オーソドックスかつ実用的なデザインの使い捨てグラタン容器です。
持ち手部分のあるオーバル型の形状が特徴的で、グラタンやドリアなどオーブンで作る料理に適しています。

使い捨ての紙製容器でありながら耐熱性に優れているため、オーブンの使用が可能です。
また、電子レンジにも対応しているため、手軽に手早く温め直すことができます。

東洋アルミエコープロダクツ 紙容器 K5180A TAサーモFDG18S

弁当容器 PDC-400KCR ブラック 東罐興業


電子レンジとオーブンに加え、スチームコンベクションオーブンでの調理が可能な紙製の使い捨てグラタン容器です。
幅広の持ち手付きで加熱後も持ちやすいことがポイント。

従来はプラスチック容器でしかできなかったスチームコンベクション調理ができる点が特徴です。

プラスチックごみ削減や環境問題へ対する取り組みとして、紙製容器に変更したいと考えているお店や企業におすすめします。
企業のイメージアップにもつながるでしょう。

弁当容器 PDC-400KCR ブラック 東罐興業

スープ容器 ホイルコンテナ6186EX18cmグラタン型 東洋アルミエコープロダクツ


王道の楕円型(ふち巻き)。オーブンやグリルを使った調理に便利です。
冷凍から焼成まで幅広い温度帯で活躍します。
対応蓋はないため、持ち運びではなくその場で食べていただく場合にぴったりの商品となります。

オーブン可、電子レンジは不可となっておりますので、温め直しの際にはお気をつけください。

スープ容器 ホイルコンテナ6186EX18cmグラタン型 東洋アルミエコープロダクツ

ここで紹介した使い捨てグラタン容器のほかにも、さまざまな容器があります。
電子レンジやオーブンの対応可否や耐油・耐水性の有無、形や色など、さまざまなポイントをチェックして、最適な使い捨てグラタン容器を選びましょう。

まとめ

使い捨てグラタン容器を選ぶ際は、素材や耐油・耐水性の有無、焼成(オーブン)対応や電子レンジ対応が可能かなどの確認が必要です。

グラタン容器によく利用されるアルミ製は、金属のため電子レンジには使えませんが、オーブンで加熱調理ができます。
紙製やモールド容器は特殊コーティングされているかどうかで機能に差が出るため、電子レンジやオーブンの対応については入念に確認しましょう。
プラスチック製は、基本的に電子レンジ対応が可能でオーブン対応が不可ですが、一部にオーブン対応が可能なものもあるので、こちらも選ぶ際はよく確認してください。

グラタンやドリア、そのほかのオーブン料理の特性を理解し、調理や提供時の利便性も考えながら、適切なグラタン容器を選ぶことが重要です。



この記事を書いた人

松井 誠一郎(まつい せいいちろう)

松井 誠一郎(まつい せいいちろう)

2020年折兼に入社。
EC事業部にてキャンペーンやセールなどの企画を担当しています。
折兼入社前は医療機器メーカーで営業を担当。
食品包装資材については日々勉強中ですが、お客様のお悩みを解消できる記事を執筆できるよう、精進してまいります!

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